前日までの雨も上がり、
さわやかな秋晴れの9月8日(日)、
アクロス福岡で、
第4回産学連携・子育て応援セミナーを開催しました。
テーマは、『最新脳科学を学んでポジティブ育児』。

講師は、九州大学病院子どものこころの診療部、
特任講師の山下洋先生。

子どもや親を見る目が温かい、お医者様です。

冒頭、
“テーマが『最新脳科学を学んでポジティブ育児』 
 となっているけど、実は、
 赤ちゃんのほうが最新脳科学に教えている存在だから、
 本当は逆なのです”
というご指摘があり、
なるほど・・・と興味をそそられました。

伸びしろが高い脳をもった赤ちゃんは研究開発部門にいて、
母親は、その研究補助者としての存在なのです、と。

今まで考えてみなかった捉え方です。

育児をする親の脳は、
たとえば夜中に赤ちゃんが泣くとすぐに目覚めてしまうように
赤ちゃんのことを最優先に考えるようになっており、
育児不安になるようになっているのです、と。

だから、自分はダメな親だ・・・なんて、
必要以上に不安になることはないと安心させてくれたり、
子育ては親にとっても脳が活性化するチャンスなのですよ、と
勇気づけられたり・・・

学術的な資料を提示しながら、
わかりやすく時にはユーモアを交えてお話を進めていかれました。

参加された方々の感想で
先生のお話を想像していただけるのではないでしょうか。

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“今、3歳になる息子がいます。
 今は保育園に預けていますが、
 まだ預ける前は、息子と私の2人きりでした。
 そんな中で、今思うと、
 自分の思い通りに育てようとやっきになっていたように思います。
 思い通りにならない育児で、
 子どもが1歳を過ぎる位の時には、
 とうとう育児ノイローゼに近い状態になってました。
 育児は母親が主導権を握っていると思って
 その重荷につぶされましたが、
 今日のセミナーで、
 実はそうではない、と気付かされました。
 赤ちゃんも一人前に母親にコンタクトを送っている。
 2番目ができたら、
 心に余裕をもって育児できそうな気がします。”

“素人ですので、初めは少し難しく感じましたが、
 様々な研究がなされ、
 知らない事(赤ちゃんが親の言う通り・・ではなく、
 逆の事が有る、という事など)がたくさん有る事、
 とても勉強になりました。
 エコチルの世代ではないですが、
 見守っていきたいです。ありがとうございました。”

“育児のヒントがたくさんありました。
 100%ポジティブじゃなくてもいい、という言葉に
 救われました。
 赤ちゃんをあやしていて気づきましたが、
 もしかしたら私は息子からあやつられるのか?と思うと、
 今後の育児が面白いと思いました。
 少し専門的な言葉が多かったので、
 普通のママにもわかりやすい言葉になるといいな、
 と思いました。”
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日曜の午後でしたので、
お子さん連れやご夫婦での参加も多かったのですが、
子どもたちも静かに待ってくれていました。
親が勉強している姿を見て、
子どもたちもきっと応援してくれていたのでしょうね。

講師の山下洋先生、
ご参加くださった皆さま、
開催に向けてご協力くださった皆さま、
本当にありがとうございました。

皆さまからいただいた感想やご意見を取り入れて
次の子育て応援セミナーに向けて取り組んでいきます。