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村上眞知子のサンシャインな日
投稿日:2024年6月15日
ブログカテゴリ:
研修
ギリシャ研修【2】 貨幣のはじまり
いまでは当たり前に使っている貨幣。
実はギリシャが貨幣経済発祥の地と言われます。
4300年前のまだ物々交換だった時代、宗教家ヘルメスが貨幣を造って物の代わりとしたところから貨幣経済が始まったのだそうです。
物の代わりの貨幣。
信用がなくては貨幣は存在できません。
これは最早期の貨幣だそうです。
オの字のように見えますね。
このオの字をロゴにした銀行がアテネ市内にありました。
物々交換の時代に人を説得するのは大変だったことでしょう。
「儲かる」という字は「信じる者」と書きます。
貨幣に物と同等の価値があることを信じてもらうことから始まっているのです。
そんな貨幣の数々を見ることがことができる貨幣博物館はギリシャの首都アテネにあります。
貨幣博物館は、トロイの遺跡を発掘したことで有名なシュリーマンの邸宅だったそう。
お洒落な建物です。
様々な貨幣たち。
ここに展示されているのは、14世紀から現在に至るものだそうです。
図柄は人物だけでなく、鹿、魚介類、昆虫や花も。
ところで、今回の研修チームは総勢117名。
3台のバスに分乗してギリシャ各地を回りました。
1台にお一人ずつ現地在住の日本人ガイドさんが添乗して詳しく説明をしてくれました。
1日目のガイド小坂井さんと博物館の職員の方のショット。
ガイドさんが「この邸宅の内装や調度品も素晴らしいので、ゆっくり鑑賞してください」と。
お洒落な調度品や天井、壁面をどうぞお楽しみくださいね。