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村上眞知子のサンシャインな日
マタニティブルーの深層心理学的原因
マタニティブルーとは、
“出産の前後にホルモンの分泌量が急激に変わることが原因で起こる
軽うつ状態のこと”と説明されますが、
深層心理学的にみると、
胎児期の記憶がその原因になっていることがあります。
Nさんが妊娠4ヶ月の頃、
「気持ちが沈んで
自分ではどうしても這い上がれない」と。
早速、自己開発ヒーリングでその癒しをすることに。
Nさんが呼吸を整えて内面に意識を集中していくと、
お母さまのおなかの中にいたときの思いが伝わってきて自動書記。
「おなかのなかで、
わたし、ここにきてもよかったのかな、
わたしでよかったのかなっておもってた。
じしんがなかった。
おかあさん、まわりにきをつかってばっかりだし、
おしごともしてるし、
わたしのこともきになるし、じっとやすんでるときがなかった。
わたしがいなければふあんもすこしはへるでしょう。
おかあさんにもしんぱいかけられないし、
つたえようともおもわなかった。」
<お母さんは、声をかけたりおなかをさすったりしてくれなかったの?>
「たまにおなかをさすったりはしてくれた。よゆうがなかったみたい」
そこで、私は、お母さん役をして、
赤ちゃんの意識の状態のなっているNさんの
背中をさすったり頭をなでたりしながら
「赤ちゃんがお母さんとお父さんのところに来てくれて嬉しいよ。
周りに気をつかって、
ゆっくり休んだりお話ししたりしてあげなくてごめんね」
と語りかけていきました。
安心してすやすや眠った後、
「おかあさんとゆっくりできてあんしんした。
きもちよかった」と、自動書記。
ヒーリング後、すっきりした表情になったNさんでした。
1週間後に来られた時、
「あれからどう?」
と訊いてみたら、
「あれからすっかり気分がよくなって・・・
あのときヒーリングを受けてよかったです」と。
妊娠している時って、
自分自身の胎児期の記憶が蘇ってきやすいようです。
Nさんはタイミングよくヒーリングを受けられたので、
あまり苦しまれず良かったなあと思いました。