仕事や家事、子育てなど様々なシーンでストレスを感じやすいと言われている現代では、メンタルヘルスを意識することが充実した日々を送ることに繋がります。ところが、皆が上手に解消できているわけではなく、中には溜め込んでしまう人もいます。
ストレスを抱え込むとどうなってしまうのでしょうか。まずは、ストレスが体と心に与える影響を知ることが重要です。
体や心にかかる外部からの刺激のことを「ストレッサー」と言います。このストレッサーに適応しようと体や心にあらわれる反応のことをストレス反応と言います。
ストレッサーにも化学的ストレッサー(酸素欠乏や薬物)、物理的ストレッサー(暑さ・寒さや騒音)、心理・社会的ストレッサー(人間関係や仕事関係)などいろいろとありますが、私たちが「ストレスがかかっている」と言うとき、その多くは心理・社会的ストレッサーだと言えましょう。
ストレスが体に及ぼす影響には、肩こりや腰痛、頭痛、不眠、脱毛、高血圧、胃腸の調子が悪い、体がだるく疲れがとれない、食欲がわかないなどといったことが挙げられます。
もちろん、これらの症状はストレスだけが原因とは限りませんが、心当たりがある方は、ストレスが溜まっているかもしれないので、生活を振り返ってみたり内科を受診してみたりされるとよいでしょう。
心への影響には、イライラ、不安、落ち込む、集中力の低下などがあります。さらには、暴飲暴食や過度のアルコール摂取、暴言暴力、ギャンブル、喫煙、遅刻・欠勤などといった行動にも影響してくることがあり、早めに気づくことが大切です。
また、ストレスを感じている状態が長くなると、うつ病やパニック障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などを引き起こしてしまう可能性も考えられます。日頃からストレスを溜めない工夫をすることが重要です。
最近、ストレスが溜まっているのではないかと気になるときは、気軽な気持でカウンセリングを受けてみられませんか。医療機関に行くのに抵抗がある場合はまずカウンセリングで話をされるだけでも気持が楽になったりします。
福岡市博多区にあるカウンセリングルームサンシャインでは、経験豊富なカウンセラーがお話を聴きながらストレスを解消できるようサポートしていきます。性格改善や家族の悩みのご相談も受け付けておりますので、一人で悩まずにご相談ください。