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村上眞知子のサンシャインな日
投稿日:2011年3月20日
ブログカテゴリ:
カウンセリング
心のケア
震災に遭った子どもたちに心のケアが必要になっている、と
NHKで報道されていた。
津波の恐怖が心に刻まれ、
母親から離れることができなかったり、
夜、うなされたりする男の子。
避難所で描いた絵は、黒っぽい波が荒々しい。
同じ避難所で過ごす
中学生の双子の女子が一緒に遊んであげているうちに、
男の子に笑顔が戻り、
オレンジ色で大好きな車の絵を描いた。
困難な中で、子ども同士が助け合っている姿を見て、
救われるような思いだった。
男の子はもちろん、
中学生もまた自分がこうして役立っていることが
生きるエネルギーになっていくのではないだろうか。
プロのカウンセラーでなくても
こうして癒し合うことができる力を人は持っている。
カウンセラーの私も
子どもたちの姿に学ぶところが大きかった。
今週は、被災地の救援に駆け付けた
公務員の方々のカウンセリングをすることになっている。
凄絶な現場でどのような思いをされたことか。
出来る限り吐き出して、
また次に向かうエネルギーを取り戻してほしい。
しっかり支えられるカウンセリングをしていきたい。