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村上眞知子のサンシャインな日
妊娠中の環境が良ければ流産を避けられる人が2万人
7月、8月と、
すっかり夏休み体制に入ってしまった私のブログ。
いつも楽しみにしてくださっている皆さまには
申し訳ありませんでした。
十分夏休みをとったからでしょうか、
「やっぱり発信していかなくては!」
そんな思いがフツフツと湧きあがってきています。
書きたい素材は、いっぱい。
きょうから再スタートです!
最近、
「マタハラ」が、よくTVや新聞で取り上げられています。
「マタハラ」とはマタニティー・ハラスメントの略で、
日本労働組合総連合会は、
「働く女性が妊娠、出産を理由に解雇、雇い止めされることや
職場で受ける精神的、肉体的なハラスメント(嫌がらせ)」
と定義しています。
連合が2013年5月におこなった、
「マタニティ・ハラスメントに関する意識調査」の結果、
25.6%、つまり4人に1人が、
マタハラを経験しているというのです。
これは連合が12年に行った調査での
「セクハラされた経験」(17%)を大きく上回わります。
労働経済ジャーナリスト・小林美希さんの試算によると、
妊娠中の環境が良ければ、
流産を避けられる人が
少なくとも毎年2万人以上いるのだそう。
女性が安心して妊娠、出産し、仕事を続けたり、
子育て後に再開したりできる社会にしていかないと、
「少子化」はますます進み、
取り返しがつかなくなってしまいます。
サンシャインに通われているマタニティの生徒さんに、
会社の実態を尋ねてみました。
Fさんは、妊娠したことを上司に報告したら、
目をまん丸くして喜んでくださったのだそうです。
「上司がおじいちゃんみたいに見えました。
父親よりリアクションが大きくって」と、
笑いながら話してくれました。
Fさんが、産休・育休の間、
アルバイトを雇うからという提案もしてくれたそう。
残念ながら妊娠初期で流産という事態になったNさんは、
社長に報告したら、涙を浮かべられたのだそうです。
「自分でさえ泣かなかったのに」とNさん。
たまたま私も面識がある社長さんですが、
ほろっとしますね。
生徒さんたちは、
こんな良い会社で仕事ができて良かったなと思いますが、
こんな会社が当たり前、という社会にしていかないといけませんね。
子どもは、みんなの宝物。
みんなで守り、育てていきましょう!