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村上眞知子のサンシャインな日
オランダ研修旅行【10】~オランダイチゴ~
私が「オランダ」という言葉を知ったのは、
たぶん小学2年生の頃。
先隣りの家の庭に、
オランダイチゴが植えてあったのです。
当時は、今のようにイチゴが普通に売られてなくて、
イチゴと言えば、野イチゴか木イチゴ、
それにヘビイチゴが当たり前の時代でした。
だからその家のオランダイチゴを、
いいなあと思って見ていた思い出があります。
いまは、わざわざオランダイチゴとは言わなくなりましたが、
江戸時代にオランダから輸入されたので
和名を「オランダイチゴ」というのだそうです。
そのオランダイチゴに、
ハーグで出会いました。
ブリュッセルからオランダ・アムステルダムに戻るユーレイルの終点が、
ハーグ。
アムステルダムに戻るには、
ハーグの手前のロッテルダムで乗り換えないといけなかったのですが、
せっかくなので、
終点のハーグまで行ってみることにしました。
もう6時過ぎだったのでハーグで夕食をいただくことにし、
レストランを探しました。
その途中で見かけたのが、
写真のオランダイチゴです。
子連れの女性が薦めてくれた、
川のほとりのレストランに行ってみました。
4月26日はちょうど、
2013年に即位したウィレム=アレクサンダー国王の、
誕生日を祝う、初の「王の日」だったからか、国旗が掲げてありました。
(本来の誕生日は27日だけど日曜なので、前日が「王の日」になったそう)
川には、王様の色であるオレンジ色の三角旗が飾られ、
レストランの前では、人が集まって歌ったりしていました。
メニューを見ながら「お肉の入っていないのは?」と聞くと、
アスパラガスの一品のみ。
そこで特別に、スープも作ってくれることになりました。
ガーリックトーストのディップも、野菜のものを作ってくれました。
特製のアスパラガススープは、
丼のように大きな器に、たくさん入ってきました。
そして、
ホワイトアスパラガスの一皿。
残り少ないユーロが気になって、サラダもデザートも頼まなかったのに、
コース料理と同じ34,5ユーロ(5,000円弱)に。
こんなことならコースにすればよかった、、とちょっと後悔。
駅に戻ったときは8時近くでしたが、
まだ夕方、という明るさです。
自転車王国のオランダでは、
自転車を乗せられる車両があります。
ハーグから1時間、
やっとアムステルダムに戻りました。
「王の日」のお祭りのオレンジが街のあちこちに。
私たちのホテルにも
オレンジの三角旗がたくさん飾られていました。