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村上眞知子のサンシャインな日
投稿日:2024年8月13日
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研修
ギリシャ研修【12】 考古学博物館~ギリシャ文明と日本文明~
ギリシャ研修では、いくつかの博物館に行きましたが、最後にアテネ国立考古学博物館を訪れました。
ギリシャ各地で出土した展示品を集めたギリシャ美術に関する世界有数の博物館です。
展示スペースは8,000平方メートルと、ギリシャ最大の博物館で、展示の数は1万点以上。
ミケーネ遺跡から出土した「アガメムノンの黄金のマスク」。
黄金の展示品がいろいろありましたが、子どものミイラを覆っていたというものが印象に残りました。
幼い子の死を悼む気持ちから黄金で護ってあげたかったのでしょうか?
フォルムがユニークで可愛い~!と思って撮影した小品。
アルテミシオン神殿のポセイドン像。
素晴らしい肉体美ですね。
海底から見つかった「馬上の少年像」。
生き生きとして今にも動き出しそうです。
何か祈っているような崇高な女神像。
右手で掴んだドレスをアップしてみると・・・
菊の花のような文様が彫られています。
同じような文様が他の物にも。
牛の額には二重になったものが。
この菊の文様、どこかで見たことがありませんか?
菊花紋章と言われる皇室の家紋としてよく知られていますし、伊勢神宮や靖国神社の紋章でもあります。
外国に行くには絶対必要なパスポートにも菊花の文様が。
ギリシャで使われていたものが、なぜ日本の要となるところで使われているのか?
その由来はよくわかりませんが、ギリシャ文明と日本文明が繋がっている揺るぎない証拠と言えるでしょう。
ギリシャ文明と日本文明の繋がり。
これからもっと探究してみたいと思います。