ギリシャ研修【13】 ソクラテスの牢屋 - サンシャイン|福岡博多でおすすめのヨガ教室・カウンセリング|個人レッスン

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村上眞知子のサンシャインな日

投稿日:2024年8月14日
ブログカテゴリ: 研修

ギリシャ研修【13】 ソクラテスの牢屋

ギリシャ最後の夜は、バスで移動してレストランでのお食事会でした。
大いに盛り上がった後は、バスで帰る人がほとんどだったのですが、お土産屋さんにも寄りたかったので歩いてホテルに帰ることにしました。
ちょうど3人一緒になったので、お土産屋さんのご主人に拙い英語で何とか道を聞いて、ホテルまで20分くらい夜のアテネを歩きました。

1日目に見たアテネ大学がライトアップされていました。

ライトアップされるとまた趣があります。

そして、翌朝。
抜けるような青空で空気が澄み切っていました。

いよいよギリシャ最後の半日。
自由行動の予定になっていましたが、急きょ特別な所に案内します、とのアナウンスがありました。

向かった先は、なんとソクラテスが幽閉された牢屋でした。

ソクラテスはなぜ死刑になったのか?

衆愚政治になっていた当時のアテナイ。
ソクラテスは、真の「道徳」や「信仰」をないがしろにする時の知識人たちに、『無知の知』己の愚かさを知りなさい、と警告しました。
時の知識人たちはソクラテスの警告に反発して死刑を宣告しました。
彼らはソクラテスが死を恐れて改心すると考えたのですが、真理と正義を覆すことはせず、判決に従って自ら毒杯をあおりました。
ソクラテスにとって死とは魂の故郷に帰ることであり、恐れるに足りなかったのです。

真実を貫いて潔く死ぬことを選んだソクラテス。
紀元前の牢屋の前で、身をもって裁判のおかしさに抗議したソクラテスのことを想うと自然と涙が出てきました。


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