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村上眞知子のサンシャインな日
ギリシャ研修【14】 神様からのご褒美
ギリシャ最後のランチタイムでは、6日間すっかりお世話になった3人のガイドさん、先生方、スタッフの皆さんに感謝の気持ちを伝えるセレモニーもありました。
ご挨拶もそこそこに次の訪問地サントリーニ島に向かう人たちと別れて、バスでアテネ空港に向かいました。
午後3時過ぎに成田行きに乗り込みました。
座席は窓側のA席。
お隣は、旅慣れた様子のご年配の紳士。
その横には、研修でご一緒した東京の女性。
山口の友人は、前の列の席でした。
だいぶ時間が経った頃、トイレに立ちました。
前列との間が狭いのでお隣の方たちにも立っていただかなくてはなりません。
申し訳ないなぁと思いながら席に着こうとすると、お隣の紳士が「ヒマラヤ山脈が見えますよ」と。
眼下には雪をかぶったヒマラヤの山々が神々しく聳え立っていました。
壮大な光景に息を吞みました。
他の人たちにも見せてあげたい!
そんな思いで夢中でシャッターを切りました。
窓側のA席だったこと。
ちょうどトイレから戻ってきたタイミングだったこと。
お隣の紳士がちょうどヒマラヤ山脈の上空だとご存じだったこと。
この3点が揃わなかったら見ることができない光景でした。
まさに神様の計らい!
研修の締めくくりに神様から大きなご褒美をいただき、感謝しました。
ヒマラヤから呼ばれているのかも、と次の旅に思いを馳せた瞬間でもありました。
ギリシャ研修のレポートは今回で終わりです。
14回書くのに2ヵ月半もかかってしまいましたが、最終回に辿り着いてホッとしています。
これまでずっと読んでくださり、ありがとうございました。
わたしにとっていろんな意味で奇跡と言える旅でした。
ギリシャ研修の日々を糧に、これからも真実を探究する気持ちで精進していきたいと思います。