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村上眞知子のサンシャインな日
ヨガでギャバが増える
先週、NHKあさイチでヨガを特集していました。
その中で、興味ある情報があったのでシェアします。
国際医療福祉大学病院の岡孝和先生は、次のように解説されました。
「動きと連動するヨガの呼吸法には、交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態を作り出す効果があり、リラックスして心が穏やかな状態になります。
また、ヨガによりギャバ(GABA)という脳内物質が増え、神経の興奮を抑えストレスを軽減する効果もあります。」
以下は、「おきなわ薬剤師会報No.258 2012(平成24年)5-6月号」からの引用です。
『Gamma Amino Butyric Acid』の頭文字を取り、一般にギャバ(GABA)と略称されています。
アミノ酸の一種だけどタンパク質を形作っている18種類のアミノ酸とは異なり、特にヒトをはじめとする哺乳動物の脳や脊髄、また甲殻類の神経筋接合部などに多く存在します。
動物、植物にも広く存在し、米や茶、野菜、特に、発芽玄米や納豆などの発酵食品における含有率が高いとされています。
ギャバ(GABA)は、体内で主に抑制系の神経伝達物質として脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きがあることがわかっています。
また、交感神経末端からのノルアドレナリンの分泌を抑制することにより血管収縮を弛緩させ、血圧を降下させる作用もあります。
ギャバ(GABA)の作用
● 血圧を下げる:利尿作用を促すことで血圧を下げる働きがある。
● 肝臓・腎臓の働きを高める:腎臓の働きを活発にして血圧を下げるばかりでなく、肝臓の働きを促す効果もあり、このためアルコールの代謝も早くなるとされている。
● リラックス効果:脳の神経が興奮しすぎないように抑制する効果がある物質といわれている。
● 記憶改善作用:脳への酸素の供給量を増加させ、脳および脳細 胞代謝亢進と活性化作用があるとされている。
通常、ギャバ(GABA)は睡眠中、特に深い眠りに入っている時に生成されるのだそうです。
ヨガをすることは、深い睡眠と同じような働きがある、ということでしょうね。
ギャバ(GABA)を摂取するためのサプリも販売されていますが、「サプリよりヨガ!」と言えるのではないでしょうか。
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