暑い夏を更に暑くしている参議院選挙。
3年に一度の通常選挙です。
既に期日前投票をされた方もいらっしゃるかもしれませんが
7月20日（日）の投票にはぜひ行きましょうね。

私の中では選挙に行くのは当たり前ですが、
以前は７～８割だった投票率が、いまは５割ほど。
2人に1人が棄権していることになります。

政治に無関心なのでしょうか？
誰に入れても同じ、と諦めているのでしょうか？

お米や食糧自給の問題
経済や税金の問題
移民や外国人の問題
少子化や子どもの自殺の問題

身近なことでいろいろ感じていることがあっても
日本では政治の話はタブーとされてきました。
若い頃に学んだ話し方のマナーでも
宗教と政治については話題にしないほうがいいと教わった記憶があります。

そんな私の意識を変えるきっかけになったのが
台湾を訪れた2019年、現地ガイドの青年との会話でした。

台湾へ行ったのは日本統治時代に金沢市出身の八田與一さんが
建設された烏山頭ダムを見るためでした。
台湾南部を穀倉地帯へと変えたため今でも感謝されています。

（八田與一さんの記念館）

（ダム湖の前で）

台湾南部へと向かう新幹線での移動中に青年といろいろ話しました。
「台湾では人が集まると必ず政治の話になる」
その話に目を開かれたような思いになりました。

その1年後にコロナ禍に入り、Youtubeで動画を観たり王道學を学んだりする中で
様々な情報に触れることが多くなり、
実は日本が大変な状況の中にあることを知りました。

いまのままでは子どもたちに日本の良さを遺してあげられない。
他人事にしていてはいけない。
自分に出来ることをしていかなくては。

そう思うようになりました。

だからといってすぐに何かできるわけではありませんが、
友人とも身近なことから政治について話題にするようにしました。
時には考え方や意見の違いから気まずい思いをすることもありました。
なぜ違うのか？
それは情報の違いからくることに気づいてきました。
誰からどこから情報を得るのか？
それがとても大切ということです。

いまは「情報戦」という戦争状態だと言われます。
より確かな情報に触れていくよう心がけていきたいものです。

さて、投票日が近づいてきた参議院選挙。
私たちの税金をどう使うか、どんな法律をつくっていくのか
を決める人を選ぶ大切な選挙です。

1票に300万円の価値がある、と聞いたことがあります。
そんな価値があるものをみすみす捨てないようにしましょう。

自分が選んだ人が国会で鋭い質問をしてくれているのを観るのは
代弁してくれているようで嬉しくなりますよ。

様々な主張や政策がある中で
これが絶対に良いと言えるものはないかもしれません。

私たちのこれからの生活が豊かになるような政策を打ち出し、
実行してくれそうな人や政党を選んで貴重な1票を投じましょう！