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村上眞知子のサンシャインな日
投稿日:2010年5月9日
ブログカテゴリ:
日々のこと
チマキは母の味
きょうは、母の日。
子どもの頃、母の日が近づくと、学校で、
「おかあさんありがとう」と書かれた
造花の赤いカーネーションを買って胸につけていました。
お母さんが亡くなった子は、白いカーネーション。
そういう慣わしは、たぶん数年で終わったような気がしますが、
白いカーネーションをつけた子の気持ちはどうだったでしょうか。
昨年の母の日には、母にミキサーをプレゼントしました。
たぶん最後の母の日になるだろうなと思いながら。
母が好きなかぼちゃのスープを作ったり、
桃のジュースを作ったり・・・
短い間でしたが、ミキサーは活躍してくれました。
子どもの日の夕方、売れ残って半額になったチマキを買いました。
チマキといえば、
子どもの頃は毎年、母が作ってくれていました。
子どもの日の数日前、
母と一緒に水辺に生えている
“コモ”という植物の葉を取りに行ったことが。
その年はコモがなかなかなくて、母はとうとう
ある方の家に生えているのを失敬したのです。
それが見つかって、その家の人に怒られて・・・
子どもに食べさせたくて、悪いとわかりながら、
失敬してしまった母。
そんな思い出があるチマキ。
見ると買いたくなるのは、母の味だからでしょうね。