モロヘイヤがまだ市場に出回っていなかった２５年前のこと、
エジプト人の男性、シハーブさんが作ってくれた
モロヘイヤスープを思い出しながら、
初めて作ってみました。

ちょうどヨガを習い始めるきっかけになった、
「国立特殊教育総合研究所での研修」で友達になった美奈子さんは、
香川県の人。
研修後も親しくしていたのですが、数年後、
エジプト人のシハーブさんとの結婚式のご案内をいただきました。
結婚式の後、美奈子さんの家に
シハーブさんのエジプト人の友人数人と合宿状態で数日過ごしました。
そのとき、シハーブさんがエジプトでよく作る料理と言って、
モロヘイヤスープを作ってくれたのです。

なんでも、シハーブさんが
エジプトからモロヘイヤの種子を持ってきて、
農業をされていた美奈子さんのお父様が植えられたのが、
日本でのモロヘイヤの起源だそう。
農業新聞に紹介されている記事を見せてもらいました。

それが今では、夏には欠かせない野菜に。隔世の感がありますね。

ところで、モロヘイヤスープ、作り方は簡単です。
葉の部分だけちぎって洗い、水を入れて数分煮るだけ。
味付けは塩と香辛料をお好みで。
油分があったほうがビタミン類の吸収がいいので、
出来上がってからごま油を少々たらしました。

いつもは、ゴマ和えにしていたのですが、
エジプトの味がするスープは超オススメです！