ブログ
村上眞知子のサンシャインな日
投稿日:2016年10月2日
ブログカテゴリ:
日々のこと
40年前。新米先生は子どもたちに育てられた
何と、40年ぶりの再会となった、昨日のクラス会。
私が新米担任だった、
福岡市立名島小学校の3年2組・4年2組の子が15名、
他クラスの子も2名参加。
懐かしい写真や通知表、学級文集や学級だよりを持ってきている子もいて、
当時の話がいろいろ出ました。
すっかり忘れていたのですが、
「絶交問題」があって、
学級会で5時間も話し合ってやっと解決した、と学級だよりに書いていました。
その前には、当事者から私が話を聞き、
もらい泣きしたのだそうです。
当事者は、
「あの時があったから今の自分がいるので、感謝しています」と。
「3、4年生の時、人生の大事なことを一番学んだ」
と言ってくれる教え子たち。
彼らの話を聞きながら、
一番学んだのは、誰よりもこの私だ、と気づきました。
彼らによって、新米先生は育てられたのです。
話は尽きず、
二次会が終わったのは、午前1時過ぎ。
再会を約束して、家路につきました。
3年生、4年生のクラス会をしてくれるなんて、
日本広しといえども、他にはないのでは。
東京や横浜からわざわざ駆けつけてくれた子もいました。
小学校、中学校と通じて、この子たちが仲がいいからだろうと思います。
いろんなものを超えて、こうしてまた繋がることができること。
「人」という財産の大切さに気づかせてくれました。
本当にありがとう。